目次
- 感電者を助ける方法!?
- 感電とは?
- 人が感電するとどうなる?
- 身近な感電から身を守る方法
- まとめ
感電者を助ける方法!?
嘘みたいな、本当の話です。
電気を扱う仕事に十数年携わっているのですが、業界に入ったばかりの研修でのことでした。
感電して一人で離脱出来る電流値、成人男性で9mAを上回る電流が体に流れると感電してる部分が自力では動かせなくなるようです。(声も出せない)
そんな人を目の前にしたとき、あなたならどうしますか?まずは電気の供給を切りたいところですが、設備に詳しくない場合、探している場合ではありません。
一刻も争う状態で、助ける手段が蹴り倒すになります。
これは自身も感電しない為と強い力で瞬時に離脱させる為とのことでした。但し、前提は靴を履いていることになります。(絶縁物)
感電とは?
感電とは、電流が人体を通過することによって生じる現象です。具体的には、電気の流れが体内を通ることで、さまざまな影響が現れます。感電は、通常、以下のような原因で起こります。
- 接触: 人が裸電線や電気機器に触れた場合、電流が流れ込むことがあります。
- 静電気: 静電気の放電によっても、短時間の感電が起こることがあります。
- 事故: 電気設備の誤操作や故障、適切な安全対策が講じられていない場合などに発生します。
感電の影響は、電圧の大きさ、電流の種類(交流か直流か)、接触時間、個人の体質などによって異なります。軽度の感電から、重度の心停止や火傷に至ることもあるため、十分な注意が必要です。
人が感電するとどうなる?
- 軽度の感電: 軽いしびれや痛みを感じることがありますが、通常はすぐに回復します。
- 中程度の感電: 筋肉の痙攣や心拍数の変化を引き起こすことがあります。この場合、特に心臓に影響を与える可能性があり、危険です。
- 重度の感電: 高電圧に触れた場合、心停止や呼吸停止、内臓の損傷、火傷を引き起こすことがあります。場合によっては命に関わることもあります。
- 後遺症: 感電後に神経系や筋肉に影響が残ることがあるため、注意が必要です。
身近な感電から身を守る方法
身近な感電から身を守るための方法はいくつかあります。以下のポイントに注意することで、安全を確保できます。
- 適切な配線: 電気設備の配線が正しく行われているか定期的に確認し、劣化や損傷がないかチェックします。
- 防水対策: 湿気の多い場所や水回りでは、電気機器を使用しないようにし、防水タイプの製品を選びましょう。
- プラグの取り扱い: プラグを抜く際は、コードを引っ張らず、プラグ部分を持って引き抜きます。
- 絶縁体の使用: 電気機器の取り扱いの際は、絶縁体の手袋や靴を使用することで、感電のリスクを減らします。
- 定期点検: 電気設備や機器を定期的に点検し、異常があればすぐに修理または交換します。
- 子供への教育: 子供に電気の危険性を教え、安全な使用方法を伝えます。
- 安全装置の設置: 漏電遮断器などの安全装置を導入し、万が一の際に電流を遮断できるようにします。
- 感電時の対処法: 感電した場合の応急処置を知っておき、もしもの時に備えます。例えば、感電している人を救出する際は、まず電源を切ることが重要です。
これらの方法を実践することで、感電のリスクを大幅に減少させることができます。安全第一で、電気を扱うよう心掛けましょう。
まとめ
静電気も感電の1つなので感電したことない人はいないと言えますね。電気が身近になっている今、電気の知識を知っておくことは損がないと思います。話のネタとしても面白いと思いますので蹴り倒す内容と合わせて感電に対しての知識を共有してみてください。
私自身も聞いた時はホントかなとも思いましたが、研修で嘘は教えませんよね。
命を救う手段として是非、覚えておいてください。